北海道の名所「時計台」について

札幌に旅行にいく機会があれば、ぜひ立ち寄って欲しい歴史的な建物に時計台があります。赤レンガ庁舎として親しまれている北海道旧庁舎と並んで歴史的な価値の高い建物として人気です。札幌駅から歩いて5分ほどで行くことができます。この時計台が建てられたのは、1878年のことです。赤レンガ庁舎が建てられたのが1888年ですから、それよりさらに10年以上前に建てられたことになります。古い教会のような外観のこの建物は、もともと北海道大学の前身であった札幌農学校の演武場として建てられたものです。つまり、農学校の学生たちがここで兵式訓練を行なったり、心身を鍛えるための運動を行なったりする場として使われました。また、それ以外では、入学式や卒業式など重要な行事にも使われました。

時計台の建築様式は、古き開拓期時代のアメリカ中西部を彷彿させる作りとなっており、当時流行した風船構造と呼ばれる建築様式が採用されています。赤い屋根と白い壁が美しい建物ですが、緑の壁だったこともあったようです。また、館内に入りますと、1階は長椅子が並べられ教会のような雰囲気ですが、2階に上がりますと演武場の名残が残っています。また、大きなハワード社の時計の機械の様子も見ることができます。今も現役で動いています。